初めての採卵を終え、TELでの受精確認をし、

いよいよ移植の日を迎えました。


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(これはリアルタイムのブログではなく、

振り返って書いているので、スケジュールや数値などの詳細は省いています。)

 

培養士さんに「グレードA」の卵ですと説明を受け、

採卵の時と同じセキュリティのしっかりとした部屋に呼ばれ、

ガウンとシャワーキャップのような帽子をか
ぶり、採卵の時同様にこっそりブラトップの中にお守りを隠しチュー

移植に向かいました。

 

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この前私の身体から一度離れて行った卵が、

外の世界で夫の精子と出会い、

また私の身体に戻ってくる。

 

 

不妊治療ってとても辛いイメージだけど、

そう考えると、

なんだかロマンチックですよね。

 

その時はもう長い期間妊活もしていたし、

体外受精は最後の砦的な位置づけなので、

緊張でそんなことも考えられなかったけど、

今はそんな風に思えるんです。

 

あの頃の私もその位「肩の力ぬいて」臨めたらよかったなあ。

 

と。

 

妊活で人工授精や体外受精をされている時に、

自分を責めたり、色々と思い悩んでしまうことがあったら、

 

治療をするというスタンスでは決してなくて

 

恋愛で友達にアシストしてもらって両想いになれたとか、

難しい試験の為に塾に行ったら合格したとか、

 

 

一人では難しかったけど、

誰かの協力で叶える(叶った)

 

それくらいの心持ちで過ごして目指してもらえたらいいなと思います・・・。

 

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オペ室で足を開いている状態で、

 

「あーーおかえりー。待ってたよ照れ

 

というとても穏やかな気持ちでした。

 

 

また液晶画面に、卵が映し出され、

 

「私と夫の受精卵」が、細いストローのようなものに吸い込まれて

一切もちろん、自覚はないですが、

私の身体にちょこんと戻ってきました。

 

 

本当にあっという間でぶっちゃけ流れ作業です。

 

 

でもベッドに戻ってごろんとしながら、

不思議だなあお腹にもう受精卵が入っているんだなあ

不思議だなあと思いながら、

結果は分からないけど、

 

 

私も、夫も、そして、この卵も

(いきなりきっと吸われたり培養されたりびっくりしただろうし)

みんな頑張った!!!

 

 

と決意を新たにしていたのでした。

 

 

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28歳 結婚を機に東京から沖縄へ

30歳 妊活スタート

    初めてのクリニック

    基本検査

    タイミング 4カ月

    人工授精 3ヶ月

    身体中に蕁麻疹

    大きい病院でMRI検査 

    両側に卵巣膿腫が見つかる

31歳 東京の病院で開腹手術

     沖縄に戻り経過観察

     無事生理再開

     排卵を確認

     病院に通わず妊活を再スタート

32歳 約1年排卵日チェッカーでの妊活をするもできず

     体外受精に踏み切る決断をする

     加藤レディースクリニック初診

     新鮮胚での移植が決まる

     自然周期で1つ採卵

     受精確認

     分割新鮮胚移植←リアルタイムではないですが今ココ